なぜ勉強するのか?子どもがやる気になる魔法の名言

「なぜ勉強するの?」子どもに響く魔法の名言を紹介します。今すぐに子どもに話したくなります。

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「こんな伝え方があったか!」なぜ勉強するのか?子どものやる気を一気にUPさせる2つの名言

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なぜ勉強するのか?

 

子どもの勉強のやる気をUPさせる名言

 

思春期を迎える子ども、反抗期にさしかかった子ども
さらに

「勉強なんて面倒だなあ。

待てよ!そもそも、なんで勉強なんてするんだろう?」
と、ふとした時に疑問に感じる子、さまざまいます。

 

小学校も高学年になると
勉強の内容も、難しくなり
中学になると、「これって生活の役に立つの?」といった
難しい内容にもなってきます。

 

こうした子どもの「なぜ勉強するのか?」に
大人はどのように伝えてあげればいいのでしょうか?

 

 

頭ごなしに
「大事なことだから、今のうちにやっておきなさい!」
と言っても、「なぜ?」が知りたい子どもには通用しません。

 

いくつか伝え方があります。

 

例えば、「勉強すると選択肢が増える」という伝え方です。

 

翻訳家が職業なら、次のように伝えることもできるでしょう。

 

私が大人になって役に立った教科は英語と国語だけかな。
英語は本の翻訳をするのに必要でしょ。
国語は、この英単語にふさわしい日本語は、どれだろうって
ぴったり合う訳を作るのに必要です。


人によって、役に立つ教科は違うと思うよ。
でもね、勉強というのはお金のように貯めることができるの。


1000円しか持っていない人より、10000円持っている人の方が
いろいろな物の中から好きな物を買うことができるよね。


靴を買うとして、選べる種類が増えるんだ。
同じように様々な勉強をして貯金すると、選べる進学先も増えるんだ。


学校でやっている逆上がりだって、後々、スポーツの道に進みたいってなったときに
逆上がりの運動が役に立つことがあるかもしれない。


その時に「ああ、もっと練習すればよかった」なんてなりたくないよね。


図工の絵の彩色だって、今は必要ないかもしれないけど
この先、急に美術の勉強を学びたくなる時が来るかもしれない。


その時に「ああ、もっと絵の勉強しておけば」なんてなりたくないよね。


将来の選択肢を広く持つために、勉強しておくといいんだよ。

 

という伝え方です。


もう一つ、吉田松陰のエピソードを伝えるのも
江戸時代の歴史を勉強した年頃の子どものなら有効です。

 

江戸時代に吉田松陰という、日本をもっと良い国にしたいという侍がいました。

あることがきっかけで、牢屋に入れられてしまいます。
「外国船に乗って、よその国から様々なことを学びたい」

と考えていたのです。
当時の日本は、それが禁止でした。

 

さて、牢屋に入れられて、ほぼ100%出られないとわかっていても
吉田松陰はいつも牢屋の中で本を読み、様々な勉強をしていました。

 

ある時、不思議に思った囚人が聞きました。

 

「牢屋にいれば、いずれ、ここで死ぬ。

それなのに読書したり、学び続けるのはなぜだ?

全く意味がないことではないか!」

 

吉田松陰は次のように答えます。

 

「私たちは囚人として、再び世の中に出て、太陽の光を
見ることはないかもしれない。


たとえ、牢屋の中で学びを深めても世間には何の効き目もないだろう。


しかし、人間として必ず持っているのは
人として人の道を知らず
武士として武士の道を知らないということを恥ずかしく思う心。


この気持ちが誰にでもあるならば、学ぶほかない。


そして、知ることこそが、どんなに心に喜びをもたらすか!」

 

知って死ぬのと、知らずに死ぬのとでは違う

ということを言いたいのでしょうね。

 

時代が違うと言われれば
それまでですが、このような生き方もあるということは
子どもに伝えたいです。

 

どのような伝え方が
目の前の子どもに響くのか、なかなか難しいと思います。

 

この2つの伝え方が少しでも
お役に立てば
こんなに嬉しいことはありません。

 

私は塾の講師として20年近く

 思春期ど真ん中の中学生に勉強を教えてきました。

 

彼らに「やりなさい!」「受験で失敗するぞ!」

など、煽ったりしても、心に響きませんでした。

 

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児童、生徒に響く言葉を集めた本をkindle電子書籍で出版しました。

 

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