勉強に間違いはない。正解しない方法を1回試しただけ。
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子どもになぜ勉強するのか一瞬で伝える話: 「宿題やりなさい!」ついつい怒鳴っていませんか。意味を語ることで親も子もハッピーに!
- 作者: 竹 正夢
- 発売日: 2018/08/31
- メディア: Kindle版
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塾の教室で生徒からよく聞く言葉です。
「失敗は怖い」
「間違えたらどうしよう」
「多くの女子は発言しないから」
このような考え方を転換させようと
いくつも授業で変えようとしてきました。
例えば、先日は以下のような話をしました。
「これから高校、大学と人生が
進む中で、多くの失敗や間違う場面に出会うでしょう。
多くの人は失敗に対して
次のようなイメージをもつようです。
失敗 ←――― 0 ―――→ 成功
何もしない状態はゼロです。
多分合ってるから発表しようとか
きっとうまくいくとか
そういう時だけ行動する人です。
おそらく違うだろう。
もしかしたら間違いかも知れない。
しくじったら恥ずかしいなあ。
そういうときはゼロのままで行動しないのです。
簡単に言うと成功の反対は「失敗」と考えている人です。
これと違う生き方をする人もいます。
0→→失敗→→失敗→→失敗→→
このような人は
成功の反対は「何もしないこと」と考えています。
行動しては失敗し、行動しては失敗する。
失敗を「この方法は違うんだ」と
大切な大切なデータにするるのです。
いずれ成功してしまうのです。
ノートに何度もバツをもらい
5回目の挑戦で○をもらって喜ぶAくん。
国語で何度も見当違いな発言をし、
他の友達の発言を聞いて
「そうか!」と素直に
考え方をかえたBくん。
このような人たちは、いずれ成功していくのです。
授業中に、考えを発表する人は
「間違い」「失敗」とか考えずに
ただ自分の考えを「どうですか?」と伝えてくれているのです。
このような人たちが教室を知性豊かにしていくのです。
私は塾の講師として20年近く
思春期ど真ん中の中学生に勉強を教えてきました。
彼らに「やりなさい!」
「受験で失敗するぞ!」
など、煽ったりしても、心に響きませんでした。
思春期、反抗期のど真ん中の
児童、生徒に響く言葉を集めた本をkindle電子書籍で出版しました。
どれも、実際に生徒に語り掛けて
生徒が自ら前向きに行動するようになった言葉です。
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よろしければお読みください。
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