なぜ勉強するのか?子どもがやる気になる魔法の名言

「なぜ勉強するの?」子どもに響く魔法の名言を紹介します。今すぐに子どもに話したくなります。

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中学生の勉強方法「自分から机に向かうようになる」魔法の4つの質問!勉強のやる気アップの名言②

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「勉強しなさい!」と言われなくても
子どもが机に向かうようになったらどんなに親として嬉しいことか。

 

そもそも、子どもに
「よし!勉強しよう」とやる気にさせる方法はあるのでしょうか。

 

 

前回の続きです。

↓前回の記事はこちら

takemasayume.hatenadiary.jp

 

 

質問2 なぜそのような人になりたいの?

 

質問1で「どんな人になりたいのか」を子どもに話させたら
次は、「なぜ、そのような人になりたいのか」理由を引き出します。

 

実は、この質問は
子どもの過去の辛い体験を再び思い出させる場合もあります。

 

例えば、元プロボクサーの薬師寺選手は
自身がプロボクサーになりたい理由を
「子どもの頃にいじめられちたから」と振り返っています。

 

時として「見返してやりたい」という
子どもの頃の体験が強烈に残っていることもあるのです。

 

これらを思い出すのは辛いことですが
薬師寺選手のように、
現状を変えるものすごいエネルギーになることもあるのです。

 

ですから
ここは、じっくりと子どもの話に耳を傾けてください。

 

質問3 実現できたらどんな気持ち?

 

先の2つの質問で「どのような人」「なぜそうなりたいか」を
子ども自身にたくさん話させたら、
いよいよ実現したときの感情を想像させましょう。

 

この「実現できたら、どんな気持ち?」で
それが叶ったときのワクワクした感情を疑似体験させるのです。

 

大切なことが2つあります。

 

まず、実現できたときの自分を
ありありと具体的に話してもらうのです。

 

その場の空気感と言ってもよいです。

 

その場の風景
その場の色、音、匂い
仲間がどのような声をかけてくれているか

 

これらを記者になったつもりで
子どもにインタビューするのです。

 

きっと、子どもは
ワクワクしながら、まるで実現したかのように
話してくれるはずです。

 

次に、「言葉にしたことは実現する」と固く信じさせることです。

 

世の中のあらゆる便利な発明は
「こうなったらいいなあ」という願いを
ありありと具体的に思い浮かべ形にしたものです。

 

そして、子どもが口に出す言葉に責任をもたせるのです。

 

例えば、ランチの場面でたとえます。


頭の中で、どんなに
「オムライスが食べたい。そうだ!オムライスにしよう!」
と願っても、

 

いざ、お店に入って
「ラーメンください!」と言えば
ラーメンが出てきます。

 

当たり前ですが
言葉というのは、願いを叶える道具なのです。

 

言葉は、意思を伝える手段です。

 

また、テレビのチャンネルでたとえてみます。

 

世の中には、
様々な電波が飛び交っています。

 

目には見えませんが飛び交っていて、
私たちは、その電波を受け取っています。

 

ニュース番組の電波
お笑いの電波
歌番組の電波など様々です。

 

そして

テレビで「ニュースが見たい」と思えば
チャンネルを「ニュース番組」に合わせます。

 

するとテレビの画面にニュースが映ります。

 

これと
同じで、自分が発した言葉によって
いろいろな情報から、その言葉に合う情報を受け取るのです。

 

こうしてみると
口に出す言葉がいかに大切か
分かると思います。

 

質問4 実現させるためにどのような行動が必要なのか

 

最後の質問では、たった今からでも
実現に向けて行動できることを一つでもよいので

 

子どもの口から語ってもらいます。
毎日、毎日
たった1つのことでよいです。

 

雨が降ろうと風がふこうと
例外を作ることなく続けることができる行動を
1つでよいので決意させることです。

 

目標は遠いです。
ですが、毎日毎日、子どもが決めた行動を
続ければ、いつの間にか達成できます。

 

その「行動」を決意させましょう。

 

契約書にサインしてもらうイメージです。
そう、結団式といってもよいです。

 

どんなに大人が頑張っても
子どもが約束しなければ実現は不可能です。

 

子どもは自分で決めたことには従います。
決意させることが最大のポイントです。

 

実際に何か紙を用意して、子ども自身に書いてもらうのが
よいです。

 

大人と子どもの契約書!
ぜひともお試しください。

 

私は塾の講師として20年近く

 

思春期ど真ん中の中学生に勉強を教えてきました。

 

彼らに「やりなさい!」

「受験で失敗するぞ!」

など、煽ったりしても、心に響きませんでした。

 

思春期、反抗期のど真ん中の

児童、生徒に響く言葉を集めた本をkindle電子書籍で出版しました。

 

どれも、実際に生徒に語り掛けて

生徒が自ら前向きに行動するようになった言葉です。

 

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