勉強嫌いな子が進んで机に向かうようになった衝撃的な理由②
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子どもになぜ勉強するのか一瞬で伝える話: 「宿題やりなさい!」ついつい怒鳴っていませんか。意味を語ることで親も子もハッピーに!
- 作者: 竹 正夢
- 発売日: 2018/08/31
- メディア: Kindle版
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机に向かう習慣子どものやる気にスイッチを入れる意外な方法があります。
全く本を読まない!
自分から勉強したことない!!
そもそも勉強なんて大嫌い!
という子どもが「三国志」を図書室から借りて
夢中になって読むようになった衝撃の理由があります。
何だと思いますか?
その前に子どもに机に向かう習慣をつける大切さは親なら痛いほど知っているかと思います。
それでもなかなか我が子が机に向かわない。
宿題もチョロっとやって終わり。
そういう子に
「机に向かう習慣をつける」
「親が『勉強しなさい!』と言われなくても、ホっておいても自分から勉強するようになる」
子どもにはそれぞれ、やる気のスイッチがあります。
冒頭の子どもは、私が塾の教室で教えている親からの
「全く本を読まないので学校の先生の話が理解できずに困っています。」
というグチという名の
相談(笑)を受けたことが始まりでした。
話をよく聞くと、どうやらそのお子さんはテレビゲームばかりしていて、特にシュミレーションゲームの「三国志」にハマっていたそうです。
「三国志」というのは、西暦200年頃の中国が3つの国に分かれて全土を統一しようと武力や知力を使って土地を広げていくゲームです。
私は、この親の話を聞いて
「この子のスイッチを見つけた!」
と直感しました。
どのようにやる気のスイッチを押して机に向かう習慣をつけようかと考えたか。
それは「三国志」というゲームを「三国志」という本に変えてあげればよいのです。
ゲームでなく本にしてあげるのです。
ただ、「伝え方」が大切ですので、おおよそ次のように子どもに話してくださいと提案しました。
諸葛亮孔明って頭がいい人がいるでしょう。ゲームにも出てくるよね。
ところで
「死せる孔明 生ける 仲達を 走らす」
って知ってる?
孔明と同じくらい頭がいい人がいてね、敵と戦うんだけど目の前に孔明の座った車椅子が現れたのを見て頭のいい仲達が
「ヤバイ!!孔明の策略だ!逃げろ!」
と全軍敗走したの。
でもね、実は孔明はすでに死んでいて車椅子にいる孔明は残念ながら、死んでたの。
孔明の最後の遺言だったそうよ。
あまりにもあなたが夢中になって三国志ゲームしているからお母さん、どんなものか調べてみたの。
今度、一緒に本屋で三国志のまんが買いに行こうか?他にもたくさん面白い話があるみたいよ。
もちろん子どもは大喜びだったそうです。
夢中になって本を読み、まんがが活字の三国志に変わり、そこから日本の戦国時代に興味をもち、
と、芋づる式に読書の幅が広がったそうです。
当然、成績にも効果が現れます。
まずは社会の歴史がアップします。
次にアップしたのが国語の「読み取り」です。
三国志のゲームが机に向かう習慣のスイッチとなった瞬間でした。
子どもは「面白い」ことは親が「やめろ」と言っても熱中します。
今回は三国志というゲームでした。
ゲームが嫌いな子どもはそんなにいないと思います。
kindle本を出版しました。全4冊です。
上記のような子どもに響く話や子どもが行動する話をたくさん掲載しました。