なぜ勉強するのか?子どもがやる気になる魔法の名言

「なぜ勉強するの?」子どもに響く魔法の名言を紹介します。今すぐに子どもに話したくなります。

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「何のために勉強するのか?」やる気が出るための中学生、受験生に向けた話

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「自分は存在する意味があるのだろうか」

「何のために生まれたのだろうか」

「生きてても仕方がないのでは?」

 

思春期を迎えた中学生は、ふとした時に

このようなことを考えることもあるようです。

もちろん全員ではありませんが。

 

 

そうした生徒に何かのヒントになるメッセージは

ないのかとずっと考えてきました。

 

このことを林道に落ちている

「枯れ枝」を素材にして考えます。

 

林道を散歩していたら、枯れ枝が落ちて来ました。

大人の腕ぐらいの枝だったので、頭に落ちて来たら大変でした。

 

ところで

大木から折れて離れてしまったこの枯れ枝は

もう役目を終えてしまった意味のない存在なのでしょうか。

 

この枝が存在する意味はあるのでしょうか。

林道にあることで何か役に立つことはあるのでしょうか。

 

思春期を迎えた中学生は

「自分は何のために存在するのだろうか。」

「自分は生きてても意味がないのではないだろうか。」

このようなことをふとした時に考えることがあるようです。

 

この時期に好きなアーティストの歌詞をノートに書き写したり

自分で詩を書くのにも納得します。

 

歌詞を写すことで参考になる答えを探しているのかもしれません。

 

「自分の存在理由」の答えになりそうな歌詞を

ノートに書き写すことで気持ちを浄化させているのかもしれません。

 

落ちて来た枯れ枝の話に戻ります。

その枯れ枝は、ちょうど思春期の中学生の「自分の存在理由とは」と

同じようなものだと思うのです。

 

実は、落ちて来た枯れ枝も立派な存在理由があるのです。

 

地面の上にあれば

微生物に分解されてバラバラになり土に還ることで

他の植物の栄養となることができます。

新しい木になるための栄養となるのです。

 

これも立派な存在理由となります。

 

また、加工することで割り箸として

生まれ変わることもできます。

これは人の役に立ちます。

 

難しいかもしれませんが

仏像を彫って、人から感謝されるような存在に

生まれ変わることもできます。

 

また、原料として紙を作ることで

新しく生まれ変わることもできます。

 

薪として火を起こし、人を暖かくする存在に

生まれ変わることもできます。

 

こうして考えると

ただ、そこに存在していただけの木も、使い方や削り方、彫り方によって

多くの意味を持つことができるのです。

そして生まれ変わって人の役に立つことができるのです。

 

「自分は役に立つのだろうか?」

「自分は生きてても仕方ないのでは?」

 

思春期の生徒がふとした時に思ったら、

 

「勉強することで新しい自分に生まれ変わる。

毎日毎日、勉強して知性を磨き、いろいろ考えられる道具が増える。

そして何かの役に立つ時が必ずくる。

自分の知性を磨くことで、新しい自分に形を変えていく必要がある。」

 

このようなことを伝えてあげたいです。

 

思春期を迎えた生徒は、

まだ役に立っていない木を削ったり

磨いたり、形を変えたりして、何かの意味を自分に

与えようとしている時期と言っても良いかもしれません。

 

一本の木から何ができるかは、削り方によって

違ってきます。

 

ただ人間は一本の木とは違います。

削り方を間違えたら、新しい木を拾ってまた削り始めれば良いのです。

削り方を間違えたのではく、「この削り方は自分の目的とは違う」

というのを確認しただけなのです。

一人の人間の役割は一つだけではありません。

 

割り箸が完成したら、それで終わりな訳ではありません。

次は違うものを作り出せば良いのです。

次々と新しいものを作り出せるのが、一本の木とは違うところです。

 

勉強を続けることで

様々な知性が手に入ります。

 

知性とは

木を削るためのノコギリであったり

薄く削るためのカンナであったり

仏像を作り出すためのノミであったり

磨けば磨くほど、様々な道具が手に入ります。

それだけ木を加工する手段が増えるのです。

 

書きながら

まだ整理できていない部分もあると思います。

 

是非とも塾の教室で

伝えてあげたいです。

 

 

ーお知らせー

私は塾の講師として20年近く

 思春期ど真ん中の中学生に勉強を教えてきました。

 

彼らに「やりなさい!」「受験で失敗するぞ!」

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