なぜ勉強するのか?子どもがやる気になる魔法の名言

「なぜ勉強するの?」子どもに響く魔法の名言を紹介します。今すぐに子どもに話したくなります。

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勉強がぐんと伸びるための3つの条件!勉強がやる気になる名言

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20年近く、塾の教室で1000人近くの生徒を見てきました。

そんな中で、ぐんと成長する生徒には共通点があることに気づきました。

 

 

第一に「素直である」ということです。

 

大人が読むビジネス書や自己啓発書にも真っ先に

でてくる言葉です。

 

世の中では指導力が問題とされます。

もちろん指導力も重要です。

 

しかし、それと同じくらい大事なことがあります。

 

それは、

「指導される力」です。

 

指導される側の生徒に、指導を受け入れる素直さと

器量の大きさがない場合、

どれだけよい指導をされたとしても、残念ながら成長は期待できないのです。

 

「自分以外のすべての人間が自分の先生である」

この気持ちで教室に向かえば、学ぶことは山ほど見つかります。

 

残念ながら、多くの生徒はそうなりません。

人の欠点ばかりに目が行ってしまうのです。

 

欠点に注目すると

良さが見えなくなってきます。

 

学ぶべきことが見えなくなってしまうのです。

 

指導者から指導される力

さらには、指導者を探す姿勢、どちらも大切です。

 

第二に「つづけることができる」ということです。

 

素晴らしい教えを受けたとします。

それを知った10000人がいるとして

実行する人は、せいぜい100人でしょう。

 

あとの9900人は

「よい話だった」で終わりです。

 

よって成長できません。

 

実行した100人のうち、

毎日毎日続ける人は1人です。

 

他の99人は気の向いた時や

やる気のある時だけしか実行しません。

 

よって成長できません。

 

世の中に天才と言われる人はたくさんいます。

 

たとえばイチローは野球の天才と言われます。

しかし、彼は天才と言われることを拒みます。

 

なぜなら自分が人並外れた努力を続けて出した結果だと

自負しているからです。

 

イチローだけではありません。

天才と言われる人たちはほぼ例外なく

人並外れた努力を、努力と思わないレベルで実践しているのです。

 

私の友人に中学で国語を教える教師がいます。

 

その中に通知表が「ほぼオール1」だった生徒が

中3で「ほぼオール3」まで伸びた話があるそうです。

 

その友人が中2で担任してから

「新聞のコラムを毎日、視写すること」を課したそうです。

 

毎日毎日、ノートに続けた努力が実を結ぶ例の一つです。

 

第三に、「行動が速いこと」です。

 

授業中の発言を例にとります。

伸びる子は、考える前に手をあげます。手を挙げてから考えるのです。

 

行動が起こせない人は、行動する前から

「こうやったらどうなるだろうか。」

「こう言ったらどんな反応があるだろうか。」

「うまくいくだろうか。」

などと余計なことを考えてしまいます。

 

でも、学校で習うことは

初めてのことばかりなのです。

 

毎日毎日新しいことを学びに学校へ向かいます。

 

ですから、失敗して当然なのです。

挑戦の先にあるのは、失敗か成功でありません。

 

挑戦の先にあるのは成功か学びしかないのです。

 

なぜ、手を挙げる前に考えるのかというと

「すぐに行動しないから」です。

 

すぐに行動すれば余計なことを考えている暇はないのです。

 

サッカーでたとえます。

味方から受けたボールをすぐに別の味方に渡せば

敵からプレッシャーをかけられずに、ミスをしなくて済みます。

 

ボールを受けてから

誰に渡そう、誰に渡そう、と迷っているから

周りに敵が集まってきて、焦ってミスをするのです。

ボールを奪われてしまうのです。

 

一拍でも間をあけて考えた、その瞬間に、

私たちは頭の中で余計な想像や心配事に支配されてしまうのです。

 

間をあけないことです。

授業の発言でいうならば、

 

すぐに挙手する

すぐに立つ

発言する

 

そういう瞬発力を磨くことです。

 

第四に、支えられていることに感謝できることです。

 

将来の夢というと

「何になりたいか」

だと思う人が教室にたくさんいます。

 

これは間違いではありませんが

「何になりたいか」ではなく

「どんな人になりたいか」

と考えたほうがよいです。

 

「野球選手になりたい」

大切な夢です。

 

しかし、「何になりたい」という考えでは

野球選手になれなかったら、そこで終わってします。

 

「野球に携わって〇〇できる人になりたい」

ならば、職業は幅広くなります。

 

人は「どんな人になりたいか」を叶えるために

仕事に就きます。

 

そして人は仕事で磨かれます。

 

人は人と関わって伸びていくからです。

 

夢は周りの人の応援と協力があって

初めて形になります。

 

人は好かれ、求められて成長していきます。

 

ですから常に周りの人に感謝できる人が

伸びていくのです。

 

 

私は塾の講師として20年近く

 

思春期ど真ん中の中学生に勉強を教えてきました。

 

彼らに「やりなさい!」

「受験で失敗するぞ!」

など、煽ったりしても、心に響きませんでした。

 

思春期、反抗期のど真ん中の

児童、生徒に響く言葉を集めた本をkindle電子書籍で出版しました。

 

どれも、実際に生徒に語り掛けて

生徒が自ら前向きに行動するようになった言葉です。

 

kindleアンリミテッドなら無料でお読みいただけます。

 

よろしければお読みください。

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