なぜ勉強するのか?子どもがやる気になる魔法の名言

「なぜ勉強するの?」子どもに響く魔法の名言を紹介します。今すぐに子どもに話したくなります。

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「勉強のごほうび」は消えてなくなるものがいい

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子どもをホメて伸ばすたったひとつのコツがあります。

 

 なかなか勉強しない、やる気が出ない子に
 

「この宿題をやったら

テレビゲームをやってもいいよ。」
 

「このプリントをやり終えたらお菓子をあげる。」

 

など小さなごほうびを

用意することはあると思います。
 

ごほうびをあげることの、

いい・わるいはとりあえず置いておきましょう。
 

ごほうびを要求するのは「やる気」のある証拠です。

 

親としてはこれを良い機会ととらえて

 

 

「大人社会でもボーナスがあるからなあ」

 

 

というくらいの気持ちで

ごほうびを考えても良いでしょう。

ここで大切なことがあります。


ごほうびの内容ですね。
 

ごほうびをあげるのにも

原則があるのをご存知ですか?

1 ものすごく高い報酬は避ける
2 モノではなく、できるだけ消えてなくなるものにする

この2点を押さえれば大丈夫です。
 

例えば、

美味しいお店に外食に行く、

ちょっと日帰り旅行をする、

映画に連れて行ってあげる、

 

など、あとに残らないモノが子どものごほうびとしてよいと思います。
 

 

もちろん、目標達成できなかったときは

「ごほうびなし」

を徹底してください。

 

でないと、ごほうびの意味がありませんから。
 

これをもとに子どもも

「目標を達成するとボーナスがもらえる」

ことを学ぶことができるのです。
 

お分かりだと思いますがいつまでも、

ごほうび作戦を続けるのは

いいことではありません。
 

いずれは「言葉のごほうび」、

つまり

「心からほめて伸ばす」方向に進むことが大切です。
 

ほめるにもコツがあります。
 

例えば、子どもがテストで100点を取ったとしましょう。

その時にほめますよね。

 

そこで問題です。

 

 

次の2つのうち、どちらのほめ言葉がよいのでしょうか?

1 100点とってすごい!!
2 がんばった結果だね!!

わざと短くしてありますが、

 

 

実際はもっとたくさんのほめ言葉を子どもに投げかけてあげると思います。
 

 

一見すると、「1」の方がよさそうです。

というより

「1」のほめ言葉を投げかけてあげる親の方が多いと思います。

正解は。。。「2」なのです。
 

「えええええええ」と思うでしょう。

 

もちろん、理由があります。

「1」は、100点という結果を取り上げています。
「2」は、がんばったという努力、経過を取り上げています。

もし、

 

子どもが次のテストで90点をとったとしましょう。

 

「1」のように点数をとりあげられてきた子どもは、100点でないのでガッカリしてしまいます。
 

 

一方、「2」でほめられてきた子は

「今回は努力が足りなかったんだなあ」

と「経過」に注目することができるのです。
 

だから

「2」のほめ言葉を浴びてきた子どもは次はもっと努力するようになります。
 

この話は「学力の経済学」という本に出ています。
 

エビデンスといって、科学的にも根拠がある理由なのです。

 

この本には「ご褒美の与え方」が詳しく書いてあります。
 

 

さらに「本当に子どもを伸ばす教育」をデータに基づいて語られています。

 

読みやすく一気に読めるのでオススメです。

 

 

ぜひとも、子どもの「努力した姿」「途中のがんばり」を取り上げてほめてくださいね。

 

 

私は塾の講師として20年近く

 

思春期ど真ん中の中学生に勉強を教えてきました。

 

彼らに「やりなさい!」

「受験で失敗するぞ!」

など、煽ったりしても、心に響きませんでした。

 

思春期、反抗期のど真ん中の

児童、生徒に響く言葉を集めた本をkindleで出版しました。

 

どれも、実際に生徒に語り掛けて動いた言葉です。

 

よろしければお読みください。

Kindle Unlimitedの方は無料でお読みいただけます。


【著書 ご案内】       

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