なぜ勉強するのか?子どもがやる気になる魔法の名言

「なぜ勉強するの?」子どもに響く魔法の名言を紹介します。今すぐに子どもに話したくなります。

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勉強嫌いな子が進んで机に向かうようになった衝撃的な理由①

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「今、学んでいる数学が

将来の役に立つかはわからない。

 

いや、むしろ役に立つことの方が

少ないと思うよ。」

 

先日の塾で

中学生に語ったことです。

 

時々私は授業を脱線して

中学生に語りかけることがあります。

 

私の担当する教室は

受験対策というよりは、

 

普段なかなか机に向かうことが

ない生徒が受験間近に焦って入塾してくる

パターンです。

 

そういった生徒に

少しでも学力を高めるのが私の

仕事です。

 

先日も冒頭のような

話を切り出しました。

 

「鉄棒の逆上がりが将来の役に立つだろうか?

 

図工の絵が将来の役に立つだろうか。

 

勉強する理由は主に2つあってね、

 

1つは可能性を見つけるためです。

 

様々な教科を勉強する中で

 

ある人にとっては

鉄棒の逆上がりがきっかけで

 

体操選手を目指すことになるかも知れない。

 

ある人にとっては

図工の絵がきっかけで

絵描きを目指すことになるかも知れない。

 

学校の多くの教科の

中から、ワクワクする将来に出会う

きっかけを探すこと

 

それが勉強なのです。

 

もう1つは

 

トラブルを解決する方法を

勉強から学んでるんだよ。

 

数学の証明問題

理科の実験の手順

国語の説明文

 

将来の役に立つかはわからない。

 

けれど

教科の勉強で解いた知識が

 

将来のトラブルを乗り越える

訓練にもなっているんだ。

 

だからね、

 

嫌かも知れないけれど

その先にあるワクワクする道に進むために

勉強するのです。

 

どんなに好きな道に進もうが

トラブルは必ず訪れる。

 

その時のトラブルには

教科書も答えもない。

 

今までの

勉強で学んだ知識を組み合わせて

乗り越えて行くんだ。

 

だから

好きな道を選び取るために

まずは、この勉強を乗り越えよう!

 

そのために出来るだけ机に長く向かうようになってほしい。」

 

このような話をしました。

 

 

実は

努力が報われやすいのが勉強です。


音楽や スポーツなどは

努力では乗り越えられない能力や才能の差は

正直あると思います。

けれども勉強に限って 言えば

それはありません。

 

努力が報われやすいのです。

だから成果が出ないのは

能力が足りないからでは ありません。


やる気と努力が 

ないだけなのです。

 

やる気があれば 努力します。


だから 1番足りないのは努力なのです。

 

そういった意味では

学校の勉強は 

この努力を学ぶことが出来る最高の場であるとも言えます。

 

学校の勉強は脳の使い方を訓練しています。


どういうことかというと、

 

例えば 難しい問題を多く解くとします。


これは大人になって

問題にぶつかった時にどうやって考え、

 

どうやって答えを出すか見えてくる様になります。


そのための努力です。

 

算数の公式を覚えるのが目的ではありません。

 

知識を組み合わせて

 

答えに近づけるために勉強という努力をするのです。


大人になって求められる自由な発想も

実は様々な体験や 

知識の組み合わせでしかありません。

 

例えば

「雪見大福」

という アイスの大ヒット商品があります。


あれも 

おまんじゅうとアイスを同時に 食べたい

という発想が元になったと 聞いています。

 

だから

関係ないと思えることも 

学ぶことが大切です。

 

教育が難しいのは

 

 

今は必要ないと思ったことが 

後になって生きてくるところなのです。

 

私は塾の講師として20年近く

 

思春期ど真ん中の中学生に勉強を教えてきました。

 

彼らに「やりなさい!」

「受験で失敗するぞ!」

など、煽ったりしても、心に響きませんでした。

 

思春期、反抗期のど真ん中の

児童、生徒に響く言葉を集めた本をkindleで出版しました。

 

どれも、実際に生徒に語り掛けて動いた言葉です。

 

よろしければお読みください。

Kindle Unlimitedの方は無料でお読みいただけます。


【著書 ご案内】

      

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