なぜ勉強するのか?子どもがやる気になる魔法の名言

「なぜ勉強するの?」子どもに響く魔法の名言を紹介します。今すぐに子どもに話したくなります。

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学年全体でたった一人をいじめる事案を10数分で解決へ導く

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先日、友人と居酒屋でほろ酔いになっていると

教師をしている友人から電話で相談を受けました。

(私は当時、塾の講師)

 

 

学年のほぼ全員が、ある子をいじめの対象にしているというのです。

 

私は10分ほどアドバイスをして電話を終えました。

 

翌日、メールで
無事に良い方向へ進みだした
という旨の報告をいただき私もホッと安心しました。

 

相談の概略は以下です。

 

運動会の練習をしている時に
いじめの対象の子ども(以下Aとします)と接触した子が
わざとらしく汚いものでも触ったかのように自分の体育着を
サッサっと振り払う。

 

それを周りは見ているのに止めない。

 

また、Aを普段からバイキン扱いする。

 

昨年からそういったいじめが始まり
少しずつ学年全体に広がっていった。

 

4月になって学年が変わり、友人がその学年を引き継いだ。


他の学級にAがいて、そこからバイキン扱いがまた広がっていった。

 

自分はその学級の担任ではないが
どのように学年全体で指導したらよいか。

 

といった内容でした。

 


そのまま事実を書く事は控えますが
おおよそ今書いたような内容です。

 

要するに、たった一人の子どもが
学年のほぼ全員からバイキン扱いのようないじめを受けているのです。

 

私は、次のように電話でアドバイスしました。

 

まず、学年でこれから話すことを綿密に打合せして欲しい
と前置きした上で以下のようなことを伝えました。

 

1 学年集会を開く。

 

それぞれの学級でそれぞれの担任がいじめのことを伝えるのは好ましくありません。


先生によって伝え方が違うからです。


全員が

同じ時間に

同じ空間で

同じ話を聴くのが大切です。

 

学年全員が集まることで
「緊急事態」が発生したことを子どもに分からせる必要があります。

 

2 いじめの事実のみ伝える。

 

運動会の練習の最中にある子にふれると
まるでバイキンでも触ったかのように自分の体育着を
ササッと振り払う人がいる。

 

それも一人や二人ではなない。


かなりの数です。

 

3 子どもに教師の話を聞いた感想を言ってもらう。

 

ここまでの話を聞いてどのように思いましたか。
と聞くのです。

 

子どもはクラスごとに並んで座っていることでしょう。


どこか座っている列を指定して
座っている順に前から感想を言ってもらうのです。

 

きっと
「ひどいと思います」
「自分がされたら嫌です」
などの感想が出されるでしょう。

 

1つのポイントは、

いじめの当事者がいる列に
発表してもらうことです。

 

まさに自分がしていたひどいことについて感想を言ってもらうのです。


別に「あなたがやったでしょう」と

疑っているわけではないので大丈夫です。

 

4 いじめは犯罪であることを具体的に伝える。

 

「いじめ」という言葉は抽象的でとらえどころがありません。


よって、いじめの具体的な場面を語って、犯罪

であることを伝えます。


例えば、Aにふれた手を汚いものでも触ったかのように手を払うのは
「侮辱罪」と言って相手を馬鹿にしていることになります。


また、その時に相手の心を傷つけていますので「傷害罪」です。

 

これは立派な犯罪です。

 

このように明確に伝えます。

家から一歩でも外に出たら
そこは「社会」です。


全て法に従って行動するのです。

 

まだまだ続きますが

私は塾の講師として20年近く

 

思春期ど真ん中の中学生に勉強を教えてきました。

 

彼らに「やりなさい!」

「受験で失敗するぞ!」

など、煽ったりしても、心に響きませんでした。

 

思春期、反抗期のど真ん中の

児童、生徒に響く言葉を集めた本をkindle電子書籍で出版しました。

 

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