なぜ勉強するのか?子どもがやる気になる魔法の名言

「なぜ勉強するの?」子どもに響く魔法の名言を紹介します。今すぐに子どもに話したくなります。

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なぜ宝地図を手に入れても、宝のありかにたどり着けないのか?勉強のやる気をアップさせるためのひと工夫!

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宝地図を手に入れても、宝のありかにたどり着けないわけとは?

「現在地」を知る習慣を身につけよう。

 

仕事においても勉強においても

目標を立てる場面が多くあります。

 

目標を立てる時に大切なことがあります。

それは、

 

今の自分から見て、目標までどれぐらい離れているのか知っておくことです。

 

それを宝探しで例えます。

 

あなたは山の中を歩いていると、何と宝のありかが書かれた地図を見つけました。

「おお!」と喜ぶあなた。

 

しかし、あなたはその地図に書かれている場所に決してたどり着くことはできません。

 

なぜだと思いますか。

 

それは「現在地」が分からなかったからです。

宝のありかはわかったのですが、自分の居場所が分からなかったために、

決してたどり着くことができないのです。

 

これは勉強でも同じで、今の実力を知っておくことは極めて大切なのです。

 

「今の自分がどれくらいの実力なのか。」

「今の実力から目標まで、どれくらい離れているのか。」

これを知る必要があります。

 

「理想とする自分」と「今の自分」とのギャップをはっきりとさせておくことが大切なのです。

 

「一ヶ月後の模試で90点を取る。」と目標を決めたら、

今、模試を受けたら何点ぐらいになりそうか、今の実力を知っておくのです。

 

そこから逆算して、何をどのくらい努力すれば良いのか見通しを持つことができます。



さて、勉強をしていく中で

難しい内容を記憶しなければならない場面も多く出てきます。

 

中学では、公民で「日本国憲法」が出てきます。

法律は用語が難しく、理解するのに時間がかかります。

 

こうした時に役立つのがエピソード記憶を利用すると良いです。

自分が主役のストーリーで難しい内容もバッチリ暗記できます。

 

エピソード記憶を念のために説明します。

 

「個人的な経験に基づく記憶」のことです。

 

運動会の徒競走で1位をとったこと、仲間とディズニーランドのアトラクションに乗ったこと、こうした思い出は記憶に残りやすいです。

 

エピソード記憶には、出来事、時間、場所、景色、感情などが

一緒になって記憶されます。

 

このエピソード記憶を勉強に役立てることができれば、

覚えた知識も忘れにくくなります。

 

その1つとして、「会話記憶」というのを紹介します。

 

次は日本国憲法の前文の一部です。

 

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」

 

これを理解するのは根気が入ります。

難易度が高いので意味が分かりにくいと思います。

 

これを架空の人物が会話しているという設定で理解しようとするのです。

 

自分が社会の先生になったつもりで生徒に教える場面を思い浮かべるのです。

次のようにです。

 

生徒「厳粛な信託って何ですか。」

自分「私たち国民がしっかりと信じて託すことのできる政治家を選ぶことだよ。」

生徒「選んだ後はどうなるのですか。」

自分「私たちが選んだ代表者が権力で国を動かして、私たちが幸福を受け取ることができることだよ。」

 

こうして、会話する場面を思い浮かべることで意味が理解しやすくなります。

 

もちろん、「厳粛」「信託」「福利」などは辞書で調べます。

調べた上で会話するような形で問答するのです。

 

こうしてエピソード記憶にすることで、「昔の思い出」と同じように深く記憶に残流ようになります。

 

難しい内容も、自分と誰かが会話を進める形で

噛み砕いて説明すると、エピソード記憶となり頭に刻み込まれます。

 

ぜひとも、お試しください。

 

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